【ネタバレ注意】さくら、もゆ。解説②~各ルートまで~
今回はさくら、もゆ。の各ルートまでを自分なりに解説したいと思います。
登場人物・用語解説は解説①で既にしてあるので、わからないところがあればそちらも参考にしてみてください。
なお、この解説は既プレイ向けなので、時系列に関わりのない話は省略しています。
未プレイの方はぜひ一度プレイしてからこの解説を参照していただければ幸いです。
また、ここは違うといった所や読みにくいのでこうしてほしいといったことがあればコメントで教えていただけると幸いです。
- 時系列解説(~各ルートまで)
前回の人物紹介で解説した通り、この「さくら、もゆ。」というゲームの話の大本は兎蛙あず咲が病により未来に飛ばされることから始まります。
*ここではゆめのねどこに子どもたちが集まった時間の前後数年を現在、ハルが参禅町に帰ってきた時を今と仮定し、それ以前を過去、それ以降を未来と表記します。
-未来-
1. 【あず咲】病のせいで未来へ飛ばされる。あず咲は夜の国(初期)の存在を知っていたので、新しく夜の国をつくるため、夜の国(初期)で重要な役割を果たしていたましろを桜の樹の下から起こす。
2.【あず咲】自身を語り部、ましろを聞き手とし、夜の国を想像する。
3.【あず咲】智仁が作った歌「さくら、もゆ」が未来に届き、魔法となり過去と未来を繋ぐ。あず咲は智仁に会いに過去へ行く。
4.【あず咲】智仁との子、大雅とともに未来へ帰ってくる。大雅は奏家に預けられる。(あず咲は兎蛙の家に大雅を預けようとするが、兎蛙家が断絶していたので仕方なく分家の奏家に預ける)
5.【ましろ】あず咲が大雅を生んだことにより過去へ行けなくなり未来へ行ったきりになることが増えたので、大雅を見守る。
6.【ましろ】大雅のために夜の国をつくることをやめるようあず咲に助言するが、却下される。
7.【ましろ】あず咲から人類を救済するために滅亡する人類を全員夜の国へ生まれ変わらすという計画を聞く。
8.【ましろ】夜のイキモノが移住してきた人類に追いやられてしまうことを危惧し、大雅以外の人間が夜の国に入ってこないように鍵をかける。(大雅がましろが見えなくなったという時期はここ。ましろは自分が大雅のことを見守れないので代わりにソルやナナちゃんやあさひ、十夜といった夜のイキモノを大雅の元へ送る)*1
9.【大雅】大人たちに半透明の人(ましろ)はどこへ行ったのかと聞く。それに対し大人たちは大雅に、夜のイキモノを殺せる銃と弾丸で夜の女王(ましろ)を殺してこいと命令する。
10.【クロ】ぼくの母親の心を壊し、夜の猫となる。
11.【大雅】ぼくを監禁されている地下から救い出す。
12.【大雅】夜の国でましろと出会う。
13.【ましろ】夜のイキモノと人類を救うために力を使った後、悪夢になる前に大雅に自分を殺してくれと願う。
14.【大雅】ましろを外の世界へ連れ出し、一緒に暮らすことを決意する。
15.【大雅】外に出てきたましろを時計台の管理室へ迎えに行く途中で、通り魔に殺された女の人の母親に犯人と間違われ、刺殺される。死ぬ間際にぼくに夜と外を繋ぐ能力を託し、ましろのことを頼む。*2
16.【ぼく】大雅の代わりにましろを迎えに行く。
17.【ましろ】ぼくの手から大雅が死んでしまったことを読み取る。ぼくは母親を探しに参禅町に来たことを知ったので、夜の国に戻らずぼくの母親を探す手伝いをする。
18.【ぼく】母親を探すよりましろとともに生きることを望む。
19.【ましろ】人生の本屋をつくりたいという夢をぼくに語る。
20.【ましろ】ぼくの母親を見つけるも、母親はすでに別の家庭を持っていてそれがぼくにばれてしまう。
21.【ましろ】ぼくを傷つけてしまったのは自分のせいだと考え、ぼくを救うため全人類に悪夢を見せ、夜の女王になる。(代償は全人類から憎まれること)
22.【ぼく】ましろが見せた悪夢のおかげで母親がぼくのことを迎えに来るが、一族の大人に母親ごとつかまり母親は八つ裂きに、ぼくは地下牢へ戻される。
23.【ぼく】大人たちに夜の女王の行方を聞かれ、わからないと答える。大人たちはぼくの目の前で夜のイキモノを殺す。*3
24.【ぼく】自分のせいで大雅とましろの恋物語が終わってしまったと思い、2人を助けるためによるのねどこへ向かう。(この間にクロが人間の姿になる)*4
25.【ぼく】ナナちゃんに名前を聞かれ、奏大雅と名乗る。これ以降一人称はぼく→俺になり、奏大雅として生きていくようになる。
‐過去-
26.【ソル】火事で妻と娘を亡くし、自身は大けがを負う。自身の命と引き換えに娘を生き返らせ、ナハトの手により夜の怪物となる。
27.【千和】ヒトデナシの家系に生まれ、ソルに連れ去られる。
28.【ソル】千和を夜の怪物にするのではなく、人間の子どもとして育てる。
29.【千和】ソルの娘を見つけ、娘の最期に立ち会うようにとソルに進める。
30.【ソル】娘に出会い、手を繋いでしまったため1輪の花となり消えてしまう。
31.【千和】ソルを殺しナハトを悲しませたのは自分のせいだという自責の念から、ソルを生き返らせるためよるのねどこへ向かう。
32.【ナハト】千和が未来へ行ってしまったことを知り、ソルが死んだのは千和のせいではないと思わせるための計画を練る。
33.【ナハト】永遠の命を求める芸術家の一族に千和が行った未来でソルのふりをするよう要請する。成功報酬は永遠の命。*5
34.【十夜】いじめられていた遠矢母を励ます。
-現在-
35.【姫織母】姫織を流産し、夫の命と引き換えに姫織を生き返らせるために夜の国へ行く。
36.【姫織母】自分の命と引き換えに姫織を生き返らせる。自分は姫織をそばで見守りたいと願い、ナナちゃんになる。
37.【姫織】母が自分のために命を失ったことを知り、母を生まれなおさせるためにゆめのねどこへ向かう。
-未来-
38.【ハル母】自分が可哀想な人になれば夫が帰ってくると信じ、ハルを誘拐する。
39.【ぼく】ハルを助け、ハルとともに国内を逃げ回る。
40.【ぼく】ハル母を時計塔に呼び出し刺殺、自身はハル母ともみ合い転落死。
41.【ハル】ぼくが死んだのは自分のせいだという自責の念からぼくが死なない世界にするためゆめのねどこへ向かう。
-現在-
42.【あさひ】集まった子どもたちに夜の女王を倒すことを説明する。
43.【ぼく】智仁からあず咲の病の話を聞き、あず咲を助けるためにあず咲とともに夜の国に行く。
44.【ぼく】夜の国でハルと出会う。
45.【ぼく】ハルとともにあず咲の病に巻き込まれる。ハルの持っていた携帯でゆめのねどこへ連絡。
46.【クロ】ぼくから事情を聴き、ハルとぼくの不幸を背負う。そのせいで眠ると未来へ飛ばされる体質になる。
47.【あず咲】本体は未来に飛ばされ、智仁のことを思う気持ちがカタチとなり現在に残る。
48.【ぼく】ましろが悪夢になり救えないと判断し、ましろを倒す。
49.【ナハト】約束した一族の子孫へ計画を実行に移すよう伝える。
50.【遠矢】ソルのふりをし千和とともに暮らす。
51.【千和】ソルが生き返っていることで魔法の使い道をなくす。
52.【ハル】参禅町を去る。
-今-
53.【ぼく】大雅とましろをハッピーエンドにするために先に魔法の代償を考える。
代償は魔法少女使いとして他の三人の夢をかなえること。
54.【クロ】ハルに参禅町に帰ってくるようにとお願いする。
55.【ぼく】施設を出る。*6クロの言葉で自分を犠牲に大雅とましろを救う決意を固める。
56.【ぼく】あさひから魔法少女使いとしての役割を譲り受ける。
57.【ハル】あさひに魔法少女に戻してと懇願する。
長くなりましたがここまでが一応共通ルートまでの流れとなります。
千和ルートはこちら↓
姫織ルートはこちら↓
ハルルートはこちら↓
gansotakoyaki.hatenablog.com