【ネタバレ注意】さくら、もゆ。解説⑤~ハルルート~
今回はさくら、もゆ。のハルルートを自分なりに解説したいと思います。
登場人物・用語解説、~共通ルートは解説①②で既にしてあるので、わからないところがあればそちらも参考にしてみてください。
なお、この解説は既プレイ向けなので、時系列に関わりのない話は省略しています。
未プレイの方はぜひ一度プレイしてからこの解説を参照していただければ幸いです。
また、ここは違うといった所や読みにくいのでこうしてほしいといったことがあればコメントで教えていただけると幸いです。
- 時系列解説(ハルルート)
ハルルートは共通ルートの続きとなります。
ここで出てくるあず咲は智仁を心配する思いがカタチになったもので本体ははるか未来にいます。
あず咲の思いは半透明で夜とつながれる人にしか見えません。
ハルが魔法をかなえてもらい自殺した世界線をA地点とします。
1.【智仁】春の学園祭でゲリラライブをしようと言い出す。
2.【ぼく】智仁に女装させられる。*1
3.【あず咲】ぼくにあず咲の魔法で智仁を助けてとお願いする。*2
4.【智仁】あず咲の魔法のおかげで音楽の才能が芽生え曲が完成する。曲名は「さくら、もゆ」。*3
5.【ハル】姫織、千和と共に春の文化祭でのゲリラライブを成功させる。
6.【あず咲】魔法を使った代償として智仁のそばから永遠に去るため、刻の終着駅で列車に乗る。
7.【智仁】ぼくに夜の中で起こされ、去り行くあず咲に告白する。
8.【ハル】夜の国のお祭りでよるのねどこの店番を手伝う。
9.【ハル】魔法で桜の樹を咲かせたいとぼくに伝える。
10.【ぼく】時計塔でハルの魔法をかなえる。*4
11.【ハル】魔法をかなえてもらった次の日に時計塔から飛び降り自殺し、半透明なハル(ハルの意識?)は悪夢によって夜の国に飲み込まれる。
12.【ぼく】ハルを救うためにクロと魔法を想像する。効果は銃で撃ちぬいた相手の意識を後悔している地点へ戻す。弾数は6発。代償は現世での死。
13.【ぼく】魔法を使う。(A地点)
14.【クロ】ぼくの死を肩代わりし、自分もぼくを追いかける。
15.【ぼく】ハルの魔法をかなえた後に戻る。(B地点)
16.【ぼく】ハルを連れて時計塔を出るも、ハルの姿をした悪夢にハルを殺されてしまう。*5
17.【ぼく】魔法を使い過去に戻る。
18.【ぼく】ハルを抱え空へ飛ぶもハルを殺されてしまい、一旦ゆめのねどこへ戻る。(C地点)
19.【ぼく】C地点のあさひにハルのことを相談する。
20.【あさひ】ぼくに弾丸でハルの悪夢を撃ち抜くようにアドバイスする。
21.【ぼく】魔法を使い過去へ戻る。
22.【ぼく】ハルを殺されるも、ハルの悪夢を打ち抜きハルの過去をみる。(D地点)*6
23.【ぼく】魔法を使い過去へ戻る。
24.【ぼく】自分の死を肩代わりし、自分を追いかけてきたクロを見つける。(E地点)
25.【クロ】自分の命を犠牲にし、ぼくに新しい弾丸を授ける。クロは9つ目の命なのでもうぼくを追いかけることはできない。*7
26.【ぼく】魔法を使い過去へ戻る。
27.【ぼく】ハルにクロの弾でハルを撃ち抜き魔法を使わなくていいように人生をやり直してほしいと頼む。(F地点)
28.【ハル】ぼくに撃ち抜かれる。
29.【ハル】夜の国でドアノブに触れ自分の運命を覗き見る。(以下30~35)
30.【ハル】自身が後悔している地点へ戻る。*8
31.【ハル】母親に誘拐され、ぼくから電話がくるがぼくと会わないために携帯を壊す。(F地点)
32.【ぼく】ハルを救い出し、海外へ逃亡する。*9
33.【ハル】日本へ帰国するも遺伝的な記憶障害(若年性認知症?)が発症し、さくらの季節にしか自分を思い出せなくなる。
34.【ぼく】事故で死亡するも半透明になりハルを見守る。
35.【ハル】クロにぼくを幸せにしてほしいと頼み、一人孤独に生きる。
36.【ハル】どの扉の運命も覗き見るがどれもバッドエンドだったため諦めて暗闇の中で眠る。
37.【クロ】夢の中でハルとハルの母親を引き合わせる。
38.【ハルの母親】この先ハルが待ち受ける不幸なことをすべて自分が引き受ける魔法を使う。
39.【ハル】暗闇の中で1つ光る扉に向かって走る。
40.【ハル】魔法の代償(効果と理由を誰にも言えない)が始まる前に戻り、ぼくにこれまでの話をし、告白する。(F地点)*10
41.【ぼく】大学卒業後、教師になりハルにプロポーズする。
ハルルートは以上となります。
補足としましては
- ぼくは計5回自分を撃ち抜き死んでいますがそのすべてをクロが肩代わりしたので実際には死んでいません。
- ハルの父親は遠矢かと思いましたが、ハルの父親はハルの母親がハルを身ごもった時に蒸発したと書かれており、もし遠矢が父親なら遠矢が千和のもとに行ったのが10年前なのでハルはぼくが高2の時に9歳となります。未来のぼくがハルが思ってるよりそんなにおじさんじゃない的な発言をしていたのでハルからすれば17歳もおじさん説があったのですが、ラストシーンでハルはずっと遠い未来でぼくが自分のことを助けてくれたといっているので遠矢がハルの父親ではないっぽいです。
- 各ルートでぼくは大切だった何かが消えたり忘れたりしてますがこれらはすべて大雅とましろに関する記憶です。クロがこれから訪れるぼくの幸せな人生にとって大雅とましろの記憶は不幸だと判断し、記憶を切り取っています。
- 22で撃たれたのはH地点のハルと書いていますがそれについてはクロルート解説時に説明します。
次回はクロルートを予定しています。
千和ルートはこちら↓
姫織ルートはこちら↓
*1:大雅は女装をしたことはないといっていたのでここでハルルートの大雅がぼくだとわかる。
*2:ここでのあず咲の魔法の内容は「智仁の音楽が、その思いが、届けたい人にちゃんと届きますように」
*3:この曲が未来のあず咲へと届き過去と未来を繋げる魔法となる。
*4:実際にハルがかなえてもらった魔法はぼくに起きる未来の不幸をかたがわりすること。代償は魔法の効果も理由も誰にも言ってはいけない。ぼくが死ぬ未来は確定しているので魔法をかなえた後のハルの死を回避する術はどこにもない。
*5:ここで現れるハルの悪夢は実際に悪夢ではなく、H地点のハル。
*6:ここで撃ち抜かれたH地点のハルは大雅に最後の魔法を託し死亡。ハルが最後にこれ以上進んではダメというのはぼくが夜の王になるのを防ぐため。
*7:A~D地点のぼくの死と弾丸を含めても5つだが、クロはもう追いかけられないといっているので弾丸には4つの命が込められている?
*8:ハルは未来からナナちゃんの列車に乗ってよるのねどこへやってきたので戻るのも未来になる。この時ハルはクロの弾丸で撃たれたため、魔法が完全になりG地点ではなくもとのF地点の未来に飛ばされる。
*9:この時助けに来たぼくはハルを撃ち殺した世界線(F地点)のぼく。
*10:この時ぼくはクロの力でこれまで起こったA~F地点の記憶を得る。